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大山康晴の棋風をAIで分析 - 16タイプ診断の結果は「歩兵」タイプ

キフウ診断||4分で読めます

大山康晴の棋風 - 「受けの大山」をデータで検証

昭和の大巨人、大山康晴十五世名人。「受けの大山」「難攻不落」と称されたその棋風は、キフウ診断のAI分析で**「歩兵(不屈の最前線)」タイプ**と判定されました。

8棋士の中で唯一の反撃型グループであり、データが大山の「受け将棋」としての本質を裏付けています。

4軸スコア

スコア判定
攻守48守備型(8棋士中唯一)
緩急63急戦型
79型破り
剛柔43

守備型: 48 - 8棋士で唯一の「受け」

大山の攻守スコア48は、今回分析した8棋士の中で唯一の50未満。他の7棋士が全て攻撃寄りなのに対し、大山だけが守備寄りです。

これは大山が振り飛車党として美濃囲いに玉を収め、相手の攻めを受け止めてから反撃に転じる棋風だったことと完全に一致します。米長邦雄が「大山将棋の神髄は受けにあり」と評した通りの結果です。

型破り: 79 - 独自の受けの感覚

型スコア79は高い型破りの値。大山の受けは定跡通りではなく、独自の感覚に基づいた受けでした。

相手に攻めるだけ攻めさせ、その攻めを全て受け切る。しかもその受け方が常識的ではない。「なぜこの駒でこう受けるのか」と周囲が首をかしげるような手が、実は最善手だった。この独創性が型スコアの高さに反映されています。

柔: 43 - しなやかな受け

剛柔スコア43は「柔」寄り。力でねじ伏せるのではなく、しなやかに相手の攻めを受け流す。金の使い方が抜群に巧く、守りの要として機能させる技術は全棋士中随一でした。

各局のタイプ分布

タイプ局数割合
飛車4局31%
仲人2局15%
歩兵2局15%
と金2局15%
その他3局23%

興味深いのは、タイプが7種類に分散していること。これは大山が局面に応じて戦い方を大きく変える「カメレオン型」であることを示しています。受けに徹する局もあれば、一転して激しく攻める局もある。この変幻自在さが、長年にわたり王座に君臨し続けた秘訣です。

渡辺明との対比: 攻めvs受け

項目渡辺明(飛車)大山康晴(歩兵)
攻守72(攻撃型)48(守備型)
スタイル攻め続ける受け切る
一貫性飛車56%分散型

攻めの渡辺と受けの大山。まさに将棋の「陽と陰」とも言える対照的な棋風です。

まとめ

大山康晴は**「しなやかな受けで全てを跳ね返す、不屈の守護者」**。守備型スコア48が示す通り、受けの技術で盤上を支配する。8棋士で唯一の反撃型は、「受けの大山」の伝説がデータでも証明されたことを意味します。


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